こういう宣伝手法もあるのね

ステルス広告

2024年2月9日のImpress ケータイWatch
スマートフォンを見たら同じ製品の記事が4本も並んでいて、OPPOで埋め尽くされていた。
何か配信に不具合でもあったのではと思ったら、すべて別の記事だった。
これは面白いと思ってPCでキャプチャーしたら6本だった。

A79 5G

6つの記事に3人の記者が署名していたが、見出しはすべてばらばら。
情報提供した通信キャリアさんが題名まで指定してくるのだろうか。
メーカーとして自社単独で発表したら記事は1本で終わるが、国内の主要MVNOやサブブランドを一挙に巻き込み、同時に発表させてにサイトを乗っ取りさせるOPPOは上手。
しかも、各キャリア平等に9日予約開始、15日発売開始で揃えるあたりがすごい。
一言も書いていないのにキャリアとの力関係を誇示するかのようだ。

ところが、情報過多なように見えて、例えば通信キャリア各社からオリジナルモデルが出ているのかどうかについて、何も言及がない。
嫌がらせ広告のように面積を食っているだけなら、YouTubeアプリを開いてインフルエンサーの解説を聞いた方が早いかもしれない。

中華系端末について

有線イヤホンジャックを未だに搭載しているなど、AppleGoogleによるインターフェースへの不満をよく分析していると思う。
日本市場をよくわかっている。
2年返却の実質負担半額でも10万を超えそうなアメリカ系フラッグシップモデルは、机から落とすと寿命が半分縮まるような思いだが、
普段使いのミッドレンジは気楽に使えていいと思う。
工場で画面にフィルムが貼られ、ケース同梱で出荷されているモデルもある。

ただ、反対陣営の国から出荷されるハードウェア、ソフトウェアへの信頼が持てない。
そんな端末使って大丈夫ですかと周りから心配されそうな気がして、安心して机の上に置いておけない。
AppleGoogleからはすでにこれでもかというほど個人情報を抜き取られているが、日本人が引いた通信回線で日本人の情報をただで吸い取っているわけで、そのためのコストは実は日本人が間接的に払っているのだけれど、たぶん攻撃はしてこないだろうなという根拠のない安心感がある。
不正な機能が排除されているかどうか、西側資本の機関が検査をして第三者認証を取得してほしいと思っていたが、昨年来の自動車メーカー、中古車販売店の不正を見ていると、検査のときだけスペシャルなことをするのだろうなと思ってしまう。
AppleGoogleの工場も今は中国にあるが、ベトナム、インドにシフトしていて、中国依存はまもなく解消されるかもしれないが、中国企業の外国進出だったらあまり意味がないかもしれない。