時刻表、ごみ箱撤去の件

2023年5月8日東京新聞。ホームに時刻表がない! 経費削減で続々撤去 値上げしてるのに…これってあり?<ニュースあなた発>
www.tokyo-np.co.jp

今頃取り上げるのか。
時刻表やごみ箱を撤去する動きはJRでは以前から進行。
近年、耐久性を考慮して大きなフィルムを使った時刻表が増えている。
固定費削減を建前としているが、紙にすればいいだけだと思う。
どちらかというとこっそり減便したいのではないかなと疑いたくなる。

とある駅では、時刻表撤去の直後、時刻表を掲示していた看板まで根元からごっそり抜かれていた。
あわてて引き抜かなければいけないものなのだろうか。
固定費には、看板の保守費用も含まれるらしい。

近年では直通運転の複雑化が進み、次来る電車がどこから来てどこに行くのか、かなり複雑化している。
動体視力をフル活用して、ホーム進入中の車体に掲示されている細かい文字をさっと見て判断する高い能力が必要となっている。
読み取れたとしても正しく解釈できるかどうかは別の問題だ。
以前から、JRの普通電車は各駅停車よりも停車駅が少ない場合があったが、最近は快速電車が全駅停車する場合もある。
何を信じたらいいのか。一見さまお断りの状態を作るのはよくないと思う。

駅の時刻表はないし、電光表示は細かい字でしかもチラチラ表示が変わっていく。
合理化が進み、駅員は見かけない。
鉄道会社はスマホの時刻表が普及したというが、それは鉄道会社が提供しているものではないし、しかも紙の時刻表よりも読みやすいスマホ時刻表を開発している会社はないと思う。
乗り換え案内も必ずしも正しいとは限らない。
それでも、素直に従って目的地にたどり着けないということはなさそうだから、鉄道会社としてはインターネットと携帯電話サービスとポータルサイトのサービスにただ乗りして、乗客にそれらを使うように促すと言うことのようだ。