天然床材

新築して8年くらいになるでしょうか。少し経ってからの評価の方が役立つと思いまして共有します。
床は天然の白木そのままのものを採用しました。入居当時は白い床でした。
「床 白木」とGoogle画像検索したときの感じです。
今では日焼けして黄色くなり、木目の部分がひび割れたりはしていますが、何もしていません。塗ったり磨いたり削ったりはしていません。
たまに家具を動かすと新築当時の色が出てきて懐かしいなと思うことはありますが、色が違うからといっていちいち気にしたりはしません。
入居して数年は、板の間に隙間ができるようになり、埃がたまるのが気になりました。でもまたなんとなく埋まってきたような、それとも埃が気にならなくなったかのどちらかです。
ささくれができるのは数年に1回くらい。運が悪いと足に刺さるわけですが、劣化とともにどんどん刺さりやすくなるというものでもありません。
掃除ロボットとして最初はアイロボットのルンバを使っていましたが、ブラーバにしました。これで拭き掃除をしているのと同じになるので、ささくれも目立たなくなっているのかもしれません。
日常生活で床に水をこぼしたりしますし、シミがついたりはしますが、それも気にはしません。
お風呂のそばの脱衣場の床や、トイレの便器の周りはすぐにふやけてしまうかもしれないと思っていましたが、特に問題ありません。
踏むと音がする場所もほとんどありません。
硬い物を落とすと傷がつきます。あわてて濡れぞうきんを置いてふやかして復元するのを祈るわけですが、気にしていたのは最初の2、3年です。
どんどん古くなって悪いところが目立つかと予想していましたが、風合いが出てきて逆に何も気にならなくなっていく一方です。
これが20年、30年経ったらどうかはわかりませんが、絨毯や畳がケバケバするのに比べたらもちはいいと思います。

ただ、扉については、天然素材を使うとリスクがあります。扉が閉まりにくくなったり、閉まりにくくなったものが突然閉まるようになったり、湿気を吸ったり吐いたりして生きているのだなというのを実感してしまいます。扉は加工してあるものを個人的にはお勧めします。