楽天モバイルからauのpovo 2.0に引っ越しすることにした。
ただいま2022年10月。楽天モバイルの回線が1つある。無償化が終わり、全額ポイント還元により実質無償期間中だったが、あまり使っていない。
家の近くにもアンテナが立っていない。不便なので別のデバイス用にSIMを買い足してしまい、そちらの方が快適である。外出先でつながりにくい楽天モバイルが不要になった。
ただ、持っている電話番号を廃止してしまって大丈夫かどうか少し不安である。
そこで、いったん、しばらくは完全無料で運用できるpovoにしようと思い立った。
2022年にauは大障害を起こしたが、その後どうなったのか試してみることにする。本当に使わなければ自然解約になるようなので楽天に月千円を払い続けるよりはいいだろう。
実際の流れ
用意したのは、これだけ。
1:現在使用中のスマートフォンがpovoに対応しているのかGoogle先生に確認する。これは必ずやらなければならないが、楽天モバイルで契約しているということはauローミングができているということでもあるのであまり心配していない。自分の場合はAndroidスマートフォンを使うことにする。
2:my 楽天モバイルを起動し、MNP予約番号を発行する。手順はpovoのWebサイトに書いてあるので、それを見ながらやるといい。番号はすぐに表示されるので、別のスマートフォンで写真を撮っておく。
3:利用予定のスマートフォンにpovo 2.0アプリを導入する。
4:povo 2.0アプリの指示に従い、クレジットカード番号の入力や本人確認書類の撮影などを行う。
5:MNP予約番号の写真を見ながら、予約番号をアプリに打ち込む。
わたしの端末では、本人確認書類の撮影を行う外部サービスとpovo2.0アプリとの連携がうまくいかなかった。ボタンを押してもpovoアプリのホームに戻れなかったのだが、自分でpovoアプリに切り替えたらその後問題なく先に進むことができたので手続きを終えることができた。
SIMかeSIMか
迷ったのは、即時発行されるeSIMと、郵送されるのを待つSIMとの選択である。
別のデバイスでも試してみたいと思ったので今回はSIMにした。
10月末ぎりぎりに解約しようと思っている人もいるだろうが、わたしのようにMNPを行使してからSIMにする場合は郵送を待たなければ回線を切り替えられないので、少し早めに手続きをした方がよさそうである。
あまり待たされなかった
本人確認書類の確認作業自体は即日処理だった。受け取ったメールのタイムスタンプを確認すると、次の通りだった。
- 「アカウント登録完了のお知らせ」メール:11:32
- 「お申し込みを受け付けました」メール:11:38
- 「本人確認書類を受付ました」メール:11:45
- 「本人確認完了のお知らせ」メール:14:34
本人確認書類受付メールには
なお、現在povoは好評につき、多くのお申し込みをいただいており、お時間をいただく場合がございます
と書いてあったが、3時間弱で済んだことになる。
SIM発送
申し込みは日曜日に行ったが、当日のうちにヤマト運輸に荷物が引き渡されたようである。翌日には開通することができるだろう。
SIM受領
SIMを発送している倉庫からの距離によるが、わたしの場合は月曜日の朝には地元の営業所まで届いていたようだ。日中は家にいなかったので夜に受け取り。開通作業はものの10分もかからず完了。あとでmy 楽天モバイルを見たら解約済となっていた。料金支払いは翌月なのでしばらく参照用としてアプリは入れたままにしておくが、楽天に対する手続きは何もいらない。
厳密にはSIMを返送しなければならないが、返送しなくても罰金はない。
オファーコードを受領
auのキャンペーンは特に利用しなかったが、メールでデータチャージ1回を利用でできるコードが送られてきた。あとで使ってみようとは思うが、バックグラウンドで動く処理などは課金しなくても問題なく使える。
もう、ショップはいらないよね
楽天は誰にも会わずに電話もかけずに解約できそうである。これならもうショップの存在価値はない。高級プランの押し付けと、高利益機種の販促、ノルマあり機種(iPhone)の販促の3点がショップに課せられた機能であり、面倒な特殊手続きは本人であればネットでできるようになった。死亡者回線停止の場合には必要なので完全になくなるのは困るが、家電量販店に行ってスキルのない店員と無駄話をさせられる苦労はもはや過去のものとなる。機種変更の待ち時間も1時間→15分となったが、今回は「配達を待つだけ」となったので待ち時間は消滅。画面にフィルムを貼るのが苦手でお金を払って店でやってもらっていたが、最近買ったiPadは張り直し可能なタイプだったので自分でやったらうまくいった。
ドコモの店の前を通るといつもスマホ教室をやっているけれど、あの受講者がいなくなるころにはショップは通信会社から見捨てられるだろう。