Google Pixel 3a XL (おサイフケータイの移行2019年版)

AQUOS Rは、まだまだ現役で使えるスマートフォンだが、この頃、筐体が反ってきた。すると背面が引っ張られて、背面の板の隙間から防水用のゴムが見えるようになってきた。若干電池のもちが悪くなったようにも思えるので、電池の劣化がさらに進むか、反りがひどくなって画面にダメージが来ることでまもなく寿命が来るだろう。
家電量販店に行ったところ、携帯電話売り場にはソフトバンクの主要モデルで6万円還元を謳う貼り紙があった。しかし、6万円のかわりにギガモンスターへの乗り換えを強制されてしまう。契約を温存するため一時的な出費にはなってもSIMフリー端末を探すことにした。
検索しようとしてGoogleにアクセスしたところ、きょうまでに申し込めば5,000円のGoogle Playクーポンがもらえるという広告を発見。思わずポチっとしてしまった。
iPhoneが10万円超えをして以来、フラッグシップモデルは10万円超えが当たり前になっている。そんな中でのGoogleの廉価版発売。AQUOSAQUOS Rからの移行なので、少し値段は上がるがXLにした。画面サイズは少し縦に伸びることになる。以下、Google Pixel 3a XLでは長いので、Pixelと呼ぶ。
発注すると、香港からヤマト運輸羽田空港まで空輸。週末はさんで1週間以内で自宅に来た。

移行

今回はAndroid 9 から Android 9への同じバージョンへ移行する。
Pixel付属のPINでSIMカードを移し替え。Pixcel付属のUSB-C to USB-Cケーブルで2つの端末をつないでデータ移行。大概の情報は移行できた。プリインストールアプリケーションの更新と、旧端末で使っていたアプリのインストールにとても時間がかかるが、これは仕方がない。
さて、続いてアプリの機種交換対応である。

Coke-on

旧端末でPINとパスコードを入手し、新端末に入力する。旧端末のユーザー情報は自動的にリセットされる。

Google認証システム

Google認証システムには様々なサービスを登録することが可能なので、1つずつ対応が必要。

Google

PCでgoogle.comにアクセスし、Googleアカウントの設定画面から2段階プロセスの設定画面に行き、「スマートフォンを変更」をクリック。

amazon.co.jp

PCでamazon.co.jpにアクセスし、お客様のアカウント › ログインとセキュリティ › 高度なセキュリティ設定に行く。注意点は、複数の二段階認証手段を使用していた場合、旧端末のアプリだけを削除することはできない。削除をするときはすべてをリセットする必要がある。もっとも、旧端末の管理さえしっかりしておけば、旧端末のアプリを残しておくことは問題ない。

AWS

PCでconsole.aws.amazon.comにアクセス。AWSのマネジメントコンソールはしばしば仕様が変わるのでここでは省略。旧端末の管理情報を削除してから新端末を登録。

Facebook

「設定」から「セキュリティとログイン」へ。

その他

あるサイトは、二段階認証の解除をブラウザからできないという。面倒くさいので放置。

セブンイレブンアプリ

7iDという会員IDをいろいろなSNSのアカウントと連携できるため、前回登録したときに何と連携したのかを忘れがち。旧端末で7iD会員情報を開き、メールアドレス横の「変更」をクリック。ログイン情報の確認・変更の画面が現れたら会員ID欄の「設定」をクリック。すると、わたしの場合は会員IDが何と連携しているかが表示された。
新端末で7iDのログインに成功すると、旧端末はリセットされる。この操作だけでは、nanaco情報の移行は終わらないので要注意。

イトーヨーカドーアプリ

セブンイレブンアプリの移行を先に終えると、イトーヨーカドーアプリもリセットされてしまうが、めげずに旧端末のイトーヨーカドーアプリに再びログインするとアプリのポイントなどが復活する。設定画面から機種変更手続きを実施した後、新端末に入力。アプリ引継ぎIDと暗証番号が必要。暗証番号はこの場で決める。設定後1週間有効だが引継ぎが終われば使わない。

おサイフケータイアプリ

初期設定を行う。情報入力は不要。

nanaco

後述するが、残高が少ない場合は、あらかじめ旧端末で当面使う金額をチャージをしておくとよい。旧端末で機種変更ボタンをクリック。通常使用している会員パスワードを入力後、次の画面で引継番号発行開始をクリック。即時に引継番号が発行されるので新端末に引継番号と会員パスワードを入力する。旧端末でオートチャージをセットしていた場合は新端末でも再設定が必要。しかし、設定が可能になるのは新しいnanaco番号が発行されてから4日後。それまではオートチャージが使えない。端末でのチャージも行えない。

iD (SIMフリー版)

旧端末で手続きを実施。自分で設定する受取用パスワードと、手続き時に発行されるアクセスコードを新端末に入力。ポストペイなので移行が楽でよい。

ANA Skipサービス

Google Pixel 3では登録できなかったそうだが、3a XLでは問題なく登録できた。

モバイルSuica

旧端末から移行する際には、SIMカードが刺さっていることが必要。旧端末と同じSIMを使っていたので少し手間が発生したが、アプリから機種変更手続きが可能。新端末ではログイン後に初期設定を選ぶだけ。ただ、初期設定という言葉は登録がない状態で処理を始めるようなイメージを持ったので、機種変更手続きだとわかる名前に変えたほうがいいと思う。

モバイルPonta

ケーブルでのデータ転送により自動で移行完了。ポイントだけでなく、Ponta番号も引き継がれている。

JR東日本アプリ

ケーブルでのデータ転送により自動で移行完了。

JREポイント

ログインするだけ。

PayPay

Yahoo! IDと連携しておけばそれでログインするだけ。