Androidスマートフォンの移行 2021年版

OPPO Reno3 AをReno5 Aに機種交換した。
同じ128GBモデルなのに、Google Play上の残量が114GBから115GBに増えるなど、微妙にあれこれ違うが、見た目はほとんど変わらない。

OPPOからOPPOへの初めての移行。さらにアプリケーションの移行作業が自動化されたが、金融系を中心に手作業が残っている。

移行手順

すでに他のサービスでログイン済の場合はログインが省略できる場合がある。また、バージョンアップ等により操作手順が変更される可能性がある。

SIMの差し替え

eSIMは別だが、SIMカードは自分で差し替えなければならない。

顔認証

移行のウィザードでには指紋しか聞かれなかったので、顔認証は別途自分で登録操作をする必要がある。

ホーム画面上のショートカット

ブラウザの機能でホーム画面上に設置したショートカットは、OPPOの移行ツールでは引き継がれなかった。

モバイルSuica (おサイフケータイ)

移行元端末からモバイルSuicaのアプリの会員メニューにアクセスすると、おサイフケータイアプリに誘導された。Googleアカウントにカード情報を預ける。
移行先端末ではまずおサイフケータイアプリを最新バージョンに更新したあと、カード情報を受け取り、My JR East IDでログイン。Suica IDは移行元端末から引き継がれる。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

ヨドバシカメラ (おサイフケータイ)

ヨドバシカメラドットコムのメールアドレス、パスワードでログイン。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

ビックポイントケータイ

ビックカメラ店舗への持ち込みが必要。

PayPay

移行先端末でID、パスワードでログイン。ログインパスワードは未設定だったのでYahoo Japan ID認証を使用した。
前回はSIM必須だったが今回は不要だった。
SMSで認証コードが届くのでそれを入力。
PayPayアプリ内のTカードは電話の発信が必要。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。。移行元端末との併用可。]

楽天Edy

移行元端末で楽天Edyアプリを起動し、楽天IDにログインし、データを預ける。
移行先端末で楽天Edyアプリを起動し、楽天IDにログインする。
Edy番号は変更される。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

楽天Pay

楽天IDでログインし、SMS認証。
クレジットカード連携は3Dセキュアの認証が必要。
楽天Edyの移行直後だとポイント設定が変更中になるが、移行手続き自体は可能。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。移行元端末との併用不可。]

JREポイント

ログインのみ

楽天ポイント

ログインのみ

Pontaカード

ID、パスワード入力後、メール認証あり。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

Tカード

Yahoo! IDの認証が必要。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。移行元端末との併用可。]

Kyash

ID、パスワード入力後、SMS認証あり。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。移行元端末との併用可。]

nanaco

移行元端末にて機種変更を選択。会員メニュー用パスワードを入力し、引継番号を発行する。
移行先端末にて引継番号会員メニュー用パスワードを入力する。
nanaco番号は引き継がれる。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

メルカリ

ID、パスワード入力後、SMS認証あり。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。移行元端末との併用可。]

iD

移行元端末にて機種変更を選択。受け取り用パスワードを新規登録して、アクセスコードを取得。
移行先端末にてアクセスコードと受け取り用パスワードを入力。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

イオン銀行通帳アプリ

イオン銀行については、まずワンタイムパスワード発行機能の移行について、イオン銀行Webサイト上の解説が間違っている。
機種変更の場合は初回ログインパスワードを発行してリセットすることを促しているが、手続きが煩雑である。PCなどでインターネットバンキングにログインし、ワンタイムパスワードをメール方式に変更することをまずやるべきだ。
移行先端末を起動する前に必ず行う。
わたしは先に移行先端末にID、パスワードを入力してしまったので、初回ログインパスワード発行をやることになった。手元にIDと確認番号表(乱数表)が必要。
移行先端末にID、パスワードを入力後、アプリパスワードを新規登録。その後、アプリパスワードの認証コードをインターネットバンキングで発行して入力。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

イオンウォレット

イオンスクエアID、パスワードを入力後、SMS認証あり。
[SIM必要だが、移行先端末へ移行前でも可能。移行元端末との併用可。]

JAL

タッチアンドゴーはWebサイトでログイン
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

ANA

お客様番号とパスワードを入力。
その後、ANAアプリ内でSkipサービスを登録。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

Coke ON

移行元端末でID、パスワードを確認し、移行先端末に入力する。
Coke ONウォークをやっている場合は当日の歩数データが引き継がれないのでご注意。
[SIM不要。移行元端末との併用不可。]

Google認証システム

移行元端末で「アカウントを移行」を選択し、QRコードを表示させる。
このコードを移行先端末で読むだけ。移行元端末でも引き続き使えるのでこの方法だとGoogle認証システムのバックアップ端末を作ることがわかった。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

my 楽天モバイル

楽天IDでログイン。あとは画面の指示に従ってすすめるのみ。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

Rakuten Link

初回起動時に楽天モバイルのSIMが必要。
楽天モバイルの電話番号を入力する。
[SIM必要。移行元端末との併用はできないことになっている。]

Twitter

認証アプリがそのまま使えたので、ログインするだけ。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

Facebook

認証アプリがそのまま使えたので、ログインするだけ。
[SIM不要。移行元端末との併用可。]

Line

電話番号認証が必要。
[SIM必要。移行元端末との併用不可。]

(筆者の体験を書いたが、その後改善されている場合があるので要注意)