そろりそろりと

航空会社の場合

マスク信仰の総本山の一つ、航空会社の対応が徐々に軟化している。
ある航空会社を例にとると、
1.飲み物を配るときの客室乗務員は、フェースシールド、ビニール手袋の重装備をするのを若干緩和したようだ。緊急事態宣言ではないからか? 乗客をバイ菌扱いするのはやめたらしい。
2.並ぶときに間隔を空けてくださいというお願いも、貼り紙やステッカーだけになっている。
3.降機の際に、ベルトを外して立ち上がるタイミングをグループ制にしていたのをこっそりやめている。ベルト装着サインが消えたとたんにドアの前に早く降りたい人がなだれ込む光景が復活している。
ある日、こっそりマスクもやめる予定なのかもしれないが、今まで当社(業界)のわがままでご不便をかけて申し訳ございませんでしたくらいは言ってほしいね。
定期航空協会は、厚生労働省のガイドに従うと言っているので、厚生労働省のガイドは「黙っていればマスク不要」が最新である。ところが「ご協力ください」と言っているのは「私たちが苦情を受けちゃうんですよ。洗脳された人に言い返せないのでお願いだから我慢してほしいんですぅ」というわがままでしかない。感染予防やら蔓延防止は忘れ去られてしまっている。

集客施設の場合

現在は9月の下旬であるが、第7波が落ち着いた後「蔓延防止対策をやっています」「マスクをお願いします」という貼り紙がやや減ったような気がする。
第7波が完全に収束する前に第8波が始まったような気がするが、これから冬に向けてどうするのか見守りたい。