機内でマスク拒否

2020年9月8日読売新聞
機内でマスク拒否し「非科学的だ」と乗務員威嚇…関空行きピーチ、新潟に臨時着陸して男性客降ろす
機内でマスク拒否し「非科学的だ」と乗務員威嚇…関空行きピーチ、新潟に臨時着陸して男性客降ろす : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン
そりゃ、

非科学的だよね。

飲み物が配られ、密集空間でマスクをつけたり外したりする環境で、ウィルス保菌者からの拡散が防げるということを科学的に証明した人は誰もいない。
ただ、世の中すべてが科学に基づいて動いているわけではないし、非科学的なものも空気として押し付けようとする圧力はある。そんな中で、他の乗客の邪魔をしてよいという権利はないわけで、忖度マスクをつければ良かったのではないのか、と思う。

飛行機については、マスクよりも、到着時にドア目がけて密集することの方がよほどよろしくない。マスクじゃなくて、まずは3密だろ、と思うわけ。座っているときは座席が仕切りになっているが、通路にびっちり並んでいる状態の方がマスクよりも遥かにおかしい。そもそもコロナ関係なく、あの状態は満員電車のような息苦しさを感じる。前方のプレミアムシートの値段の9割は、最終搭乗、優先降機できることにある。太っている人には座席の幅も価値だと思うが、すぐに降りられることも喜びは大きい。

話がそれたが、マスクマスクというより、乗客の健康と快適さを考えてほしい。航空会社が悪いというよりは自粛警察が航空会社に忖度させているのが悪い。