ホリエモンさんがワクチン非接種者と縁切りした件

 反同調圧力堀江貴文さんが、ビジネスパートナーがワクチンを打っていなかったということでお怒りなのだそうだ。
 同伴者のマスクで飲食店から攻撃されたのと同じことをしているのがなかなか趣深いが、まずは事実関係を整理しておきたい。

  • ワクチンを打たずに2度もひどい症状になっている人がいる
  • 社会悪である
  • 「当然」縁を切った
  • 反ワクチンの人は私から離れてほしい
  • ストレスが溜まる
  • 反論は受け付けない

整理はここでおしまい。

この中で「社会悪である」の解釈が最も難しい。
不摂生によって医療費がかかっている人を罵倒した長谷川豊さんと同じ系統だろうか。
しかし、これが社会悪なら酒・たばこの方が遥かに医療費がかかっているし、酒は時には犯罪まで起こすので、優先順位としては禁酒が先だろう。
コロナは医療費がかかるのではなくて、かけなくてもいい医療費を医療業界の人が勝手に浪費しているだけであって、患者のせいではない。まさか人間にではなく空床に投資して有価証券を蓄財しているなんて思わなかった。
非接種者が蔓延を広めるという意見ではなさそうである。ワクチンは重症化を防ぐものでしかないと本人が発言する動画が残されている。
統計をどう解釈しても、オミクロンを広めているのはワクチン接種者であるが、それでなぜ非接種者が社会悪呼ばわりされなければならないのかが理解できない。

反ワクのせい、行政の無策のせいで社会が正常化しないという意見は今でも根強い。そもそも人間が何かをしたらどうにかなるものではない自然現象なのであり、ウィルスと動物は共生し、定期的に暴露、感染を繰り返して今日に至るのに、突然コントロールしようと考えるのに無理があるのだが、マスクワクチン信者はその苦難を乗り越える修行を続けている。2022年7月に世界最大の感染爆発を起こしたが、マスクワクチンを徹底しないからいけないのだという意見と、マスクワクチンなんかをやるから免疫力が下がっているのだという意見は分かり合えていない。リフレ派と財政緊縮派の論争のようにしばらく続くのだろうか。

ワクチン愛好家は「反ワクチン」という悪口を使う。ワクチンが危険、怖いというのは世論調査が作った概念であって、ワクチンのリスクをまじめに論じている人ほど、慎重に考え、個人の意思でと言っているに過ぎない。どこに「反」の要素があるのだろうか。堀江さんはmRNAの技術を絶賛するが、技術のすばらしさは誰も否定していない。ただ、ファイザーの首脳も今のワクチンはオミクロンには効かないと明言している。堀江さんはどうか知らないが、「アンチ反ワク」の信者さんたちはそういう話には聞く耳を持たないのに「反ワクは情弱だ」とも言う。
今年は海外旅行を止めておこうかなと言ったら、それは反海外なのだろうか。堀江さんは反マスクと誤解されてかなり迷惑していたはずなのに、なぜほかの人に反ワクチンと言ってしまうのか。

本人とビジネスパートナーがそれぞれTwiterで声明を出した後、「NHK党の立花党首と箕輪さんはワクチンを打っていない」というツイートが現れ、「彼らは予約した」と反論している。その他、様々な水掛け論が繰り広げられていてなかなか香ばしい。陰謀側にいるというツイートもある。

堀江さんに同情するコメントもいくつか見られるが、いまいち決め手に欠ける。仕事の相手を選ぶのは自由という論があるが、じゃあ、発言力の大きい人がこれまで電話嫌だ、ネクタイ嫌だと言い続けてきたのに、ここに来て自分で秩序を構築し始めるのは滑稽である。老害と言われてしまっている。

わたしは、がんを治すワクチンがあれば打ちたいし、最近はウイルスを接種してがんを治療する方法もある*1そうだが、感冒予防にワクチンは使いたくないね。高血圧の薬と同じで、1回打ち始めたら依存してしまうことは確実だから。「次は必要」「今度こそ生死にかかわる」と一生脅され続ける。免疫低下、副反応疑惑などの疑いは今後も偏見なしに見守りたい。