沖縄でレンタカーを借りる

沖縄に行ってスムーズにレンタカーが借りられるか。パッケージツアーではレンタカー会社も選べるのだが、ネットには参考になる書き込みがなかったのでフィードバックする。
空港と店の間の送迎バスは大型バスがじゃんじゃん来る会社と、ワゴン車がちょろっとくる会社がある。ただ、いずれも案内係がトランシーバーで運転手と連絡を取りながら対応してくれるので、安心だ。大型バスは乗り降りに時間がかかるし、店に行列ができてしまえば待たされるのでどちらがいいのかは運次第だと思われる。
那覇中心部、そして那覇空港周辺では渋滞に注意だ。大都市圏における自動車通勤の渋滞だと思えばなんともないレベルだが、せっかく旅行で行っているにもかかわらず渋滞に並ぶのは理想とのギャップが激しく、数万円もかけてストレスを買いに来た自分に対するやり場のない思いの処理に苦しむ。
周辺道路が渋滞すると、空港ターミナルのレンタカー会社の送迎バスがなかなか来ないし、来てもなかなか店に着かない。
それでも行きはまだましである。問題は帰りである。レンタカーでなくても土地勘がない都市部で混んでいる道を走るストレスを感じながら、搭乗便に間に合うようにレンタカーを返却するというミッションを与えられる。いくらカーナビがあるとはいえ慣れない土地でガソリンスタンドを探すのも大変だ。基本的に中心部を避けてガソリンスタンドに向かい、さらに返却場所に向かうのが理想だが、下調べの重要性に気づくのはたいてい返却する当日だったりする。知らない土地でUターンするのはかなり勇気がいる。そして中心部はそこそこ道幅が広くて、中央分離帯はわたれない(右入りができない)道路が少なくない。だから、道沿いにガソリンスタンド、そして店が進行方向左側に並んでいるルートを探す。するとわたしが利用する店の場合は中心部の渋滞エリアを経由しなければならなかった。返却が終わっても行きと同様に送迎バスが来ないし、来てもなかなか空港に着かない。レンタカー返却場所への到着は1時間半前、するとガソリンスタンドの給油は2時間前が目安である。飛行機に乗っている時間と同じくらい給油、返却、搭乗手続きに時間をかける必要がある。
新千歳空港付近でレンタカーを借りるのとは大違いである。
渋滞中の送迎バスの横をゆいレールがすいすい走っている。送迎バスのかわりにゆいレールで遠くまで行けば行き帰りの渋滞を回避できるのではないかと思った。帰ってからネットで調べたら、ゆいレールに乗ってレンタカーを借りに行く動画をアップロードしているサイトまである。行く前に知っておきたかった。

  • パッケージツアーでレンタカーがオプションだったら、とりあえずオプションは無視する。オプションでレンタカーを付けるよりは割高ではあるが、空港から少し離れた店を選ぶのがお勧めである。
  • 同伴者を待たせていったん借りて空港に戻るのは考えない方がよい。
  • 同様に同伴者をいったん空港で下ろして、それから返却に行くのは考えない方がよい。
  • 同伴者が子どもお年寄り、荷物が大きなトランクだったとしても、送迎バス、ゆいレール、タクシーのいずれかを選ばなくてはならない。
  • ゆいレールに乗れば市街地を一望でき、ストレスが少ないというだけで、時間がかかるという現実には直視しなければならない。それでも時間が読めないリスクは大幅に軽減するのでお勧めである。
  • 空いている時間帯に到着、出発するという手もあるが、上記「羽田空港に車で行く」に書いたような、自宅と出発地空港とのアクセスを優先すべきだと思う。