羽田空港に車で行く

車で羽田空港に行ってスムーズに搭乗できるか。いくつかネットで書き込みを読んで参考にしたので、わたしもフィードバックする。
大人が子どもの荷物を持っていかなければならない場合や、そもそも子ども自体が荷物の場合は自動車を選ばずにはいられない。自家用車があって単身でなければ、鉄道やバスの料金よりも、高速道路料金や駐車料金の合計が安くなることも少なくない。

隣接駐車場

2016年3月18日金曜日。翌日から3連休で、国内線駐車場の予約状況をネットで確認すると、週初めから「混雑」表示であった。この日はまだ空きがあるのだが、翌日までまたいで予約しようとすると土曜日からは満車なので予約ができない。以前は、金曜だけ予約して数日間止めることができたが、今では罰金が高くつくらしい。民間駐車場を選ぶべきか。
結論から言うと、連休前日ならまだ非予約枠は余裕があった。9時の段階で連絡橋直結の4階は満車である。ただ、それ以外の階であればがらがらであった。予約枠は全体の一部であり、P1と呼ばれる第1駐車場では予約を受け付けないから「混雑」表示であれば朝行けば入れる。ただし、大型連休、帰省ラッシュ時は難しいらしいので注意。

高速道路

リスクが高いのはむしろ首都高速である。中央環状線が全通し、建設中の外環千葉県区間もだいぶ建設が進んできた。それに対して湾岸道路の受け入れ能力向上は東京港トンネル並行の国道357号線が建設中である程度。渋滞発生ポイントが複数存在し、断続渋滞が慢性化してきた。じゃあ、自動車をやめてバスやタクシーにしようとしても無駄である。どちらも高速道路回避にはならない。鉄道で妥協できる人はそもそも最初から鉄道以外は選択肢に入っていない。朝ラッシュを避けて早めに空港に向かうしか対策はない。駐車場が混んでいる日も早めに行けば空車待ちにあうリスクを下げることができる。

便を選ぶ

パッケージツアーを申し込もうとすると選択可能便の一覧が提示され、選ぶ必要がある。それを見た時点では「どれでもいいんじゃない」と思ったり「前日まで仕事だから遅めに家を出よう」と思ったりするが、空港アクセスのことも考えて選んだ方がよい。自動車で行くなら駐車場の予約を入れてから、搭乗便を選べば完璧である。逆に割増料金のかからない便を選んだつもりでも空港アクセスで余計にお金を払ったら意味がない。8時に到着して搭乗が13時だったら搭乗前に疲れてしまうだろう。
アクセスを考慮して便を選ぶというのは新幹線も同じ。住む場所にもよるが、子どもやお年寄りを連れて朝9時の新幹線を選ぶのは、疲れに行くようなものである。