東京の地下鉄座席格付け

 今日は丸ノ内線に乗りました。いつも通勤している路線の電車より座り心地がよかったです。今日は座席の座りやすさ格付けです。

A・・・よし
なし(もし通勤電車のいすが心地よかったとしたら、東急ハンズやロフトでも売るでしょう。有料特急ではないのだから仕方がない)
A-・・・まあよし
丸ノ内線02系、京王6000系(都営新宿線)
B・・・普通
A-, C, D以外 (多いので省略)
C・・・うむぅ
銀座線01系、東急1000系(日比谷線)、東西線・千代田線5000系、東葉高速鉄道1000系(東西線)、千代田線6000系有楽町線7000系半蔵門線8000系、東急8500系・2000系(半蔵門線)、都営大江戸線12-000系
D・・・拷問いすか?
東西線05系(新型)、半蔵門線08系、JR231系800番台(東西線)、東急5000系(半蔵門線)、東急3000系(南北線都営三田線)、東急5080系(南北線都営三田線)

 Cのうち、銀座線及び大江戸線はトンネルが小さいゆえ車両も小さいので、仕方ないです。それ以外は単に車両が古いからです。
 Dにランクした車輌のうち、他社乗り入れのものは、JR東日本東急車輌が共同開発した車輌がベースとなっていて、最近首都圏に急増しているタイプです。車輌はきれいですが、いすがとても固い上に、背筋を伸ばしていないと腰を痛めそうです。現在Cにランクされていて、まもなく更新時期を迎える車輌が走る路線は、今後東急が更新車輌の製造を受注するとDにランクダウンする運命にあります。
 「10分程度しか電車に乗らない人向けに作っているのではないか」とか「その座席のついた電車を1時間を超えようが、50kmを超えようが平気で各駅停車で運行しているから遠距離通勤している人にはたまらない」とか「いすはどうでもいいから、トイレをつけてくれ」とか「ターミナル駅で15分待ったあげくに来た電車が新型だと、見ただけで疲れがたまる」とか「東京の電車は大阪とは違って、立って乗るものだから、座れるだけましだろ」とか、そういうことは鉄道ファンの議論に任せておきます。
 ひとつ言いたいのは、JR東日本東急車輌製造のオフィスでは、当然あの通勤電車いすを使っているのだろうな、ということです*1。お客様に座らせるくらいだから、当然座り心地がいいものと確信しているに違いないです。社長室や応接室も例外なく採用しているというのであれば、明日から文句を言わず座ります。

*1:通勤電車というと7人がけや11人がけの長いすを想像しますが、最近は2人がけや3人がけに分かれているものが多いです。休憩室などには使えると思います。あれで休憩できるかどうかは別として