バイデン大統領が、大統領職に専念すると発表。
金融の有識者や、YouTubeのインフルエンサーたちが、アメリカ利下げで円高で株安だ!と先読みを始めたが、
ハリス副大統領が民主党の候補になりそうとなって「接戦だよね」と。
あれ、トランプほぼ勝利じゃなかったのかね。
みんな、日替わりで好き勝手なことを言う。
ちなみにトランプ大統領就任のときの経済情勢予測も、多くの人が外していた。
中期的にはアメリカファーストの政策が目白押しだったが、短期的な影響は軽微だったと記憶している。
トランプ返り咲きで1ドル120円だとか言われているけれど、
長期投資をしている人は一切無視して、こつこつ投資を続けたらいい。
そのうち共和党勝利の影響なんて薄まってどこに行ったかわからなくなる。
1ドル160円が120円になって、ドル建て資産が円ベースで3/4になるというと大損のような気もするが、2、3割なんて想定の範囲内。
狼狽売りだけはやめるべきである。
上海万博が終わったら中国の成長は終わりだとか、
東京オリンピックが終わったら東京の地価は下がるとか、
いろいろ惑わされてきたことを思い出すけれど、気にするだけ無駄だった。
今のうちに売っておこうというのもお勧めしない。
今のうちに売って、その代わりに確実に儲かるものがあるのであれば考えなくもないが、
とりあえず現金にしておくというのが一番危険である。
次にどのタイミングで再開すべきかわからない。
そして、再開する絶好の機会を失う。
安定的に取引がある商品は、下がったら必ず戻る。戻るときにその資産を持っていなかったらおいて行かれる。
暗号資産については、下がったまま戻らない通貨もいくつかあるけれど、
インデックスの投資信託であれば、そのまま持っているのが正解。