続きを読む

スマートフォンサイトで、記事にアクセスすると一部のみを表示して、読者に「続きを読む」のボタンを押させるサイトがある。
以前は通信速度や端末能力が悪かったので早く記事を出すためには仕方がなかった。今は記事だけなら一度に表示できるが無料で運営するために広告やアクセス分析をするため情報量が増えている。
有料記事サービスならストレスフリーになるかと思いきや、広告でお小遣いを稼いだ方が運営元の投資家などに喜ばれるようで、読者課金と併用するのが一般的。読者が主役になっていない。
記者へ報酬を払うためある程度は仕方がないと思う。東洋経済オンラインなどはレスポンスが良い。次へ進むボタンを押せば即座に本文が出る。リロードが一切ないのだろう。これなら文句ない。
一方、いったん全部表示され、記事を読み始めたところでスタイルが読み込まれるサイトがある。具体的にはFNNや日経の一部など。全文出たので読み始めてみたところで、見えている記事を折り畳んでくれる。あるいは、広告へのリンクを被せる。
記事を選んだ後、ちらみせ、省略、記者本文と3ページ遷移させられているのが実感。記事を3つ読むなら9ページ読まなければならない。
記事を自体が4ページ程度分割されていることもある。ちらみせ、省略、1ページ〜1ページで、ひとつ読むのに合計6ページである。
広告モデルが飽きられる時代が早くこないかな。