titleエレメントに注意

 Webページを作成する際に、既存のページのHTMLファイルをコピーして、それをテンプレートにする場合があります。
 デザインを流用できて便利ですが、既存のページのtitleエレメントを直し忘れるないようにしましょう。しばしば、本文とタイトルが全く違うページを見かけます。
たとえば、
http://www.tepco-switch.com/campaign/facilities/index-j.html
本文中の画像にかかれたタイトルは、「オール電化がいつでも体験できる施設」
titleエレメントは、「TEPCO : Switch ! | おトクな優遇制度 - 住宅ローンの<a class="keyword" href="http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B6%E2%CD%F8">金利</a>優遇

ぜんぜん違う。

 いわゆる「ホームページ作成ソフト」でページを作成する場合、GUI画面で表示されるデザインや文字は変更しても、titleエレメントはプロパティ画面で設定するような仕様になっています。しかし、titleは題名ですから、検索エンジンで引っかかった場合は題名になりますし、ブラウザのウィンドウタイトルにも表示されますから間違えたままだと結構目立ちます。
 titleや本文がブランクになっているテンプレートファイルをあらかじめ用意し、それをコピーして新規作成をするのがおすすめです。
 さて、直し忘れるどころか、HTMLの中に題名を書くエレメントがあることすら知らない人は結構いるみたいです。例えば、Google

allintitle:新しいページ 1

というキーワードを検索してみます。「新しいページ」とは、Microsoft Front PageやMicrosoft Wordが自動的につけた名前なのでしょう。Front Page等のソフトウェアを起動して初めて新規作成した場合は、1枚目を示す数字がついて新しいページ「1」になります。それを変更しないままにしておく人が多いようです。Google先生では399,000ページもヒットします。

え、40万弱?!

すんごいですねえ。ちなみに、「allintitle:Blank Page 1」は2万件程度です。日本語ページはどうして多いのでしょうか。