シュレッダーのシール

2012年に「風呂のシール」http://d.hatena.ne.jp/o1y/20120205 という書き込みをしたが、今度は小型の電動シュレッダー。
落ち着いたデザインのシュレッダーだなと思って通販で買ったところ、本体にはシールがべたべた貼ってあって美観が台無し。

  • 超静音のPOP。通販で買ったのでわたしに製品アピールをしてもらう必要は全くないのだが、耐水ラミネートまでしてある豪華仕様。とてもはがしにくい。製品を見た別の人が「うちにもほしい」と思うこともあるかもしれないが、それはメーカーの思惑であって、使用者の自分にはありがたくない。
  • くずを捨てる目安が書かれたシール。紙の大きさや、同時に投入する枚数によってくずの量が変わると思われるが細断6回と書いてある。
  • 警告書きのシール。ちなみに禁止事項に関してはピクトグラムが別途本体に印刷されていて、一部の項目はシールと重複している。文字が小さくて読みにくい。
  • 注意書きのシール。警告と注意をなぜ別シールにするのかが不明。

出版不況の中、工業製品にシールを売り込む印刷業界の仕事熱心さには感心するが、迷惑である。消費者に正しい使用方法を理解させて事故を減らすという製造者責任が、趣味の悪いシールをぺたぺた製品に貼るという方向でごまかされていることが理解できない。
Webにフォームを作って、オプトインしないと損害賠償を免責にするとか、値引きやプレゼントをする仕組みを作ればいいのではないか。
お金を払う側と受け取る側がいて、両方対等の立場で取引は成立させるべきだと思う。お金をもらう側が一方的に義務と責任を負い、間違った使い方をしたら何でも売った側のせいにするのは行き過ぎだ。