ケシポン

プラスのアイデア商品。宛名が書かれた封筒などを捨てるときに使う。スタンプになっていて、隠したい文字の上に無意味な文字の模様を上塗りすることで個人情報を隠すことができる。破ったりはさみを使ったりする必要がなくなる*1
Webサイトを見たら、薄くなった場合の対処法が載せてあった。売場のPOPには8,000回使えると書いてあるが、スタンプとしては紙に触れる部分が多く、乾きやすいようだ。消費者から問い合わせが多いのかもしれない。
ケシポンは普通のスタンプやシャチハタとは使い方が異なる。1箇所の文字を消すのに1回だけ押すのではきちんと隠せたか心配になり、何度か連続で重ね押しをすることになる。そのような使い方ではインクが薄くなりやすい。
ケシポンは実売価格で1個1,000円弱する。そこで補充用のインクがないか探してみた。連写ができる早打ちというのが売られていたが初代ケシポン利用者のケアが足りない。大都市のある量販店ではひとつの階に5箇所でケシポンが売られていて、営業担当の苦労が忍ばれるが、替えインクは一番目立たない場所にある棚にしかなかった。値段は本体の半額であった。
消耗品がある商品を買うときは、消耗品も同じ売場で陳列されているか確認してから買おう。また、消耗品の在庫を確保している店で買おう。生産者や販売店が、買った後の消費者を大事にしているかがわかるし、実際に後で困らない。

*1:はさみやシュレッダーは不要だがケシポンは必要