病人にはテレビ

久しぶりに病気で寝込んだ。
頭がぼおっとして何もする気になれない。寝ながらスマートフォンタブレット、パソコンでは腕が疲れてしまう。ラジオは適度に語りかけてくれるが、考えるのも疲れるので一方的に話しかけてくれる方がいい。
すると、ふだんはやかましいと思っているテレビがちょうどよく思えてくる。過剰なナレーションによって内容がわかるので、画面は見ても見なくてもいいから疲れない。
こんな自分に合わせて番組を作っているテレビは誰に向かって売りたいのだろうかと心配になった。