今度こそ本当なのか

ある携帯電話会社が、Webサイトで4G LTEエリアカバー率99%を宣伝している。

今度こそ、本当なのか。

残念ながらまだ信用できない。
機種によって周波数が異なるが、Webサイトではどの機種でどこまで届くのかがいまいちよくわからない。iPhoneについては比較的機種別に記載されているが、Androidではどうなるのか、がんばっても読み取れない。そもそも、エリアカバー率の宣伝は既存契約者向けのものか、新規契約者向けのものかすらよくわからない。既存契約者軽視であれば、宣伝内容は既存機種とは関係ない話なのかもしれない。
東京では地下路線のカバー率が100%のはずだが、わたしの端末はLTEが利用できるが、特定のトンネル区間が必ずつながらないし、JRの都内主要路線や新幹線ではトンネルではなくても未だに体感上の不通区間がある。必ずつながらないというのは、混雑が理由とは思いにくく、不感なのだと思う。アンテナを設置しただけで開通としていないだろうか。実際に混んでいる電車に乗って移動しながら測定をしてほしい。
いくつかの雑誌が調査結果を掲載しているが、調査地点で立ち止まっての測定になっている。山手線や首都高都心環状線を3週したときの切断回数や、3Gに切り替わった回数、再接続にかかった平均時間でも競ってほしい。河川付近や橋の上は電波が届きにくいが、うまくハンドオーバーできているかどうかも重要な指標である。