福島第一で、定期点検中の原子炉も危険になった。1号機から3号機を含め、どの炉も停止することはできたのだから、直下地震でもない限り、止めるということは技術上問題がなかった。浜岡では止めることすら難しいかもしれないということで問題視されているが、なぜか停止すなわち安全ということになっている。福島第一でできなかった「冷やす」も実現しなければならないわけで、福島第一4号機のように、使用済み燃料を搬出してはじめて安全なのだが、はやくも中部電力は原子力の長期的活用を明言するとともに浜岡再開も示唆している。誰が世論操作しているのだろうか。
菅首相の思いつきが、「停止」ではなく「燃料完全撤去」だったら安全だったのに。
