地球温暖化を騒ぎ出す人たちが出てくることでしょう。
と今年5月6日に書きましたが、最近はあまり温暖化を言わなくなりました。酷暑なのにあまり聞きません。今年は地球温暖化説の大転換の年となりました。
毎日.jpは2010年8月2日の記事で、
(世界的な猛暑を引き起こした偏西風の)蛇行は、日付変更線以東の太平洋で起きるラニーニャなどによる赤道付近の海面水温の変化▽北極振動と呼ばれる北半球の気圧の変動−−など複数の自然現象が絡み合う。
と冷静に説明し、最後に
原因特定は難しいという。
としめくくっています。これが報道です。数年前はすぐに「温暖化の影響が大きい」と書く記者が多かったことを思うと隔世の感があります。
冷夏予想が外れ、あまり現状を論評したくない人もいるかもしれません。また、豪雨の記憶が、温暖化で日照り続きの砂漠を思い起こさせる感じに合わなかったのでしょうか。温暖化論調が衰退した理由もまた、
原因特定は難しい
といえます。