携帯電話とイヤホン

 携帯電話で動画やテレビを見るとき、外出先ではイヤホンが必要となる。
 ひとつの接続口でデータ通信や充電ができるようにするため、多くの機能を持った平型のコネクターが主流になっている。携帯型音楽プレイヤーのイヤホンは使うことができない。
 音楽プレイヤーはきちんとスイッチを押せていなくてつけっぱなしになっていることがあり、肝心なときに電池が切れることがある。また、公共の場所で携帯電話を操作していると人目をはばかるところがあるので、携帯電話の音楽プレイヤー機能を使う気にはなれない。すると、差し込み口の形が異なる2つのイヤホンを持ち歩かなくてはならない。
 ある日、変換コネクターが単品で売られているのを見つけて試してみることにした。ところが、3.5φステレオジャックよりも細い4極タイプだった。細かい部品なので返品する前になくしてしまった。実は単なるコネクターなのに500〜800円もする。もったいない。
 次に買ったのはきちんと店頭の表示を確かめたので正しく使うことができた。アイデア商品で、普段は携帯ストラップになり、必要なときだけひもから外して使える。いつも携帯電話のそばにあって意識しなくても持ち歩けるところが気に入っていた。ところが、着脱を繰り返すうちに外れやすくなり、ある日自らお散歩に出かけたままである。
 いつまでも帰って来ないので3つ目を買うことにした。散歩中のプラグのひもの部分が携帯電話につながったままなのでひもがないタイプを選んでひもを再利用しようとした。
 ところが、携帯電話のイヤホン差し込み口とストラップの穴が反対側についている。
左側 携帯ストラップ用の穴(コネクターのキャップを取り付け)
右側 イヤホン差し込み口
↑いつでもお散歩から帰ってきてもいいように、先代のプラグのふたはつけたままにしてある。
ストラップのひもはそれほど長くなかったので使うことができなかった。仕方がないので、プラグは今度こそなくさないように筆箱に入れて運ぶことした。