携帯電話大手との契約を解除したのだが、アカウントは残るので認証アプリをインストールしてみた。
これまでは2要素認証のために契約中の回線にショートメールでワンタイムパスワードが送られていたのだが、回線がなくなってもスマートフォンのアプリで認証が受けられるようになった。
ところが。
単なる認証アプリなのに、
だという。
ポップアップが突然現れた。
機能利用の許可
本アプリでは以下の場合、ご利用中の対応アプリが正しく起動しなかったり、重要なお知らせ等の通知を受け取ることができなくなる場合があります。
・データセーバーが設定(ON)されており、アカウント設定のデータ仕様が無効(OFF)の場合
・バックグラウンド通信が無効(OFF)の場合便利にご利用いただくためには、本アプリのデータ使用料設定で、上記設定を全て有効(ON)にしていただく必要があります。変更する場合は「はい」を選択してください。
データ使用料設定画面を表示します。
Google Authenticatorにも、Microsoft Autenticatorにもそんな制約はないと思うのだが、なぜ「私たちの好きなタイミングで勝手に通信を発生させてください。パケット料金はあなた負担で」って、なんだそれ。
隣国のスパイウェアと同じではないか。
手元の端末の記録を見ると、1日1件通知を送ってくるようである。
ポイントがまだ残っているけれど、もう捨ててしまおうか。
「便利にご利用いただく」の反対は「ご利用いただけない」なのか。いや、そこまでは断定していない。
「不便になる」ということだろうか。
具体的には何だろう。あ、ポップアップの嫌がらせがそれか。
「ご利用中の対応アプリが正しく起動しなかったり、重要なお知らせ等の通知を受け取ることができなくなる」と相手に不利益をちらつかせて不安を煽る。
それよりも前に、データをスマートフォンから受け取って何をしているのか、目的を明確にすべきである。