9月25日の朝。京浜東北線に乗っていたら「しばらくの間、運転を見合わせる」という車内放送あり。隣のホームに来た山手線に、京浜東北線からどばっと人が流れた。
山手線に乗ったら、車内液晶画面に出ていた運転情報が3ページにもわたっていた。あちこちの路線でトラブルが起こったのかと思いきや、実は理由が全部
線路立ち入り
だった。
線路立ち入りは、立ち入り者がどこに逃げるのかわからないので、並行路線全部が運転見合わせになってしまう。実は首都圏は赤羽駅が急所になっていて、南北の交通がほとんど麻痺してしまう。この日はその赤羽が狙われた。立ち入った理由は知らないが、これはもうテロである。
山手線は直接の影響はないものの、これだけ麻痺すれば間接的な影響は免れない。
線路に入ったというだけで、数万人が影響を受ける。1年前の幹線送電線切断*1もインパクトがあったが、テロがどんどん手軽になっていくような気がする。
列車妨害は厳罰にした方がよい。ホームにカメラを設置して、逃げ切った者もとことん捜査して捕まえる。鉄道会社は回収の可能性が低くても、踏切事故のように損害賠償請求し、マスコミで喧伝する。さらには、線路と線路の間に高い壁を作ったり、有刺鉄線に電流を流したりした方がいいのではないか。隣の並行路線にまで迷惑をかける確率が下がる。