セブン-イレブンの電子マネー、nanacoが利用件数でEdyを超えたという。何がいいのかわからない。看板を7マークに掛け替えてまでグループ一体経営を掲げているのに、今のところ*1イトーヨーカドーでも使えないnanaco。
今のところ、Edyと比べた優位性はポイントだけ。ボーナスポイントキャンペーンが終わってからがみものだ。
マツモトキヨシはポイントカードをやっていたが、今はEdy陣営。マクドナルドはポイントカードもプリペイドカードも挑戦したが、今は両方ともやめているし、実は値引き戦略からも撤退して復活を遂げた。セブン-イレブンは今、実質値引きをやっているだけだ。他の量販店から半周遅れなのだろうか。それとも新たな値引きのブームを作っていくのか。
普及枚数で優位に立つEdyは、これからローソンとファミリーマートを取り込む。
実はEdyは、パソコンのカードリーダーにつないで、Edy Viewerを使ってチャージをすれば、クレジットカードのポイントが付く。nanacoポイントは。セブン-イレブンでは通常1%で、さらに交換手数料がかかるそうだ。クレジットカードのポイントは通常0.5%から最大で1%とされる。nanacoの方が高いが、今後はEdyもポイント競争に参戦するだろうから今後のICカードの動きが気になるところだ。
*1:秋以降、使えるらしい