GEOの骨伝導イヤホンが悪くない

リモート会議、ゲーム、動画視聴でイヤホン装着時間が増えた人が耳の不調を訴えている。
音を継続的に流し込んでいることに加えて、長時間にわたって耳がふさがることに違和感を感じるのだ。
わたしのスマートフォンは長時間のイヤホンを控えましょうと助言してくれるのだが、たいがい、その時には誰かと会話をしている。

耳をふさがない骨伝導イヤホンがいいだろうとして、U字になっている耳掛け型のものを使用している*1
めがねをかけるような感覚で装着できる。耳にかけるのでめがねをかけている人は干渉するが、コンタクトレンズであれば関係ない。
耳掛け型だと、家電量販店ではSHOKZの天下が続いていて、売り場で専用宣材を組み立てたコーナーが目立つ。
確かにいい。悪くはない。ただし高い。

ノンブランドのものも試してみたが、たまたま試したものは骨伝導というよりは耳の近くで音を出している感じだった。
NTTの技術を実用化しましたとして、「耳の近くで音を出すがあまり漏らさない」タイプのものも使ってみたが、装着感が悪くて使っていない。

GEOの骨伝導ヘッドホンがいいという話を聞いた。

二度と行くことはないだろうと思っていたレンタルビデオ店に行き、そのヘッドホンを買った。

3,980円のRWC-BCH X7と、2,980円のGRFD-BCH BH330があった。
自宅用を想定していたのでお風呂で入るのであれば防水性が高いのは3,980円の方であるが、2,980円の方はUSB-Cケーブルで充電ができるという。
3,980円は専用ケーブルを2本つけているのは親切だと思うが、ケーブルの種類を増やしたくないので2,980円のBH330にした。

音質

乾いた印象であるが、音声がしっとりする必要はない。わたしは骨伝導イヤホンで音楽は聴かない。

よくある黒と青の他に、赤が選べる。部屋のガシェットを見渡すと黒いものが増えてみたので、目立つかなと思って赤にしてみた。

重量

軽い。

マイク

通話もできるとなっているが、まだ試していない。

今のところ良好である。
3千円であれば費用対効果も優れている。

物理面、性能面では文句はないが、Bluetoothバイスにはブランド名というか愛称をちゃんとつけてほしいと思う。
スマートフォンでペアリングをすると、機種名である「BCH BH330」という文字列で登録される。
他のイヤホンも登録しているので、アルファベットの羅列では覚えにくい。
SHOKZはブランド名で登録されるのでわかりやすい。

*1:左右分離型は落としてなくしそうで試したことがない