その人は30代ぐらいの女性だったなあ。
話を聞いたら、電車の中くらいみんなマスクしてよ、と心の底から思っているそうなんですね。
「どうしてですか」と尋ねると、まだコロナが怖いと。そして、まだマスクを外すのは早いのだと。無症状感染は怖いと。
おお、テレビの主張そのままだ。しかも1年くらい前の。
「少し待ったら大丈夫になるんですか」と尋ねると、それはわからないけど、今ではない気がすると。
へぇ。
「何かあったんですか」と聞いたら、家族みんなで寝込んで苦労したと。
ワクチンも打ったのにと。
ワクチン慎重派のわたしとしてはワクチンは打っても打たなくても感染とは関係ないというのがわたしの公式見解*1で、ましてや人にうつさなくなる機能は誰も言っていないのに、何を信じているのだろう、と思ってしまう。
「家族で寝込むのは初めてなんですか」と聞くと、こんなに何度も寝込むと誰か死んじゃうかもしれないじゃないですかと。
「え、何度も寝込んでいるんですか。それはお気の毒ですが、それとマスクは何か関係あるんですか」と聞いたら、もうかかりたくないじゃないと。
少し切れ気味だったのでこちらは困惑した。
何度もかかるんであれば、自己免疫を回復するようにワクチンは抑えたらいいのになとも思うが、それはまだ専門家が論争中なので他人に押し付けるのはやめようと思って言わないようにした。
「完璧にマスクワクチンをして、それでも何度もかかっているんですよね。それで、他の人もマスクをしたら大丈夫なんですか」と聞くと、少しでも可能性が減ればいいじゃないですかと。
可能性が減るんですかね。
新型コロナ前にもコロナウィルスは存在していて、人類は一向にウィルス性感冒を克服できなかったわけです。
で、突然マスクをすると、可能性が減る?
うーん、何を言っているんだろう。
かかるかかからないかではなく、いつ、症状が出ても困らないように免疫を活性化させるかである。ワクチン打ったら抗体値が上がるんだとして、いや、そもそもそれがよくないと反ワクチンの方は言っているのだけれど、ワクチンの存在自体を肯定も否定もしていないわたしから見ても、いつ抗体値が変動するかわからないものへの賭けにでるようなワクチンの使い方は適切ではなく、春夏秋冬いつでも症状を最低限に抑えるように生活するのがいいのではないかと。
免疫活性については、腸活とか、体を鍛えるとかいろいろあるけれど、根本的には流行りのワクチンはウィルスと型が合っていないので、本物のウィルスに暴露するしかその機会はないんじゃないのかなと思ったりもしたが、こわがっている人を刺激するのはやめることにした。
*1:非公式にぶちまけていいならばストレートに言いますが自粛します
