信者たちが、素顔の人を心配している

世間では中国も日本も感染爆発だと大騒ぎしている人がいまだにいますが、例年のインフルエンザ流行に比べたら微々たるものでしかありません。中国の情勢はマスコミでしか知りえないので真実を探すだけ無駄なので日本の統計を確認するわけですが、実行再生産数が1を割り込み順調に下がっています。

 

ところが、テレビに出ているジャーナリストさんがツイートで、未だに医療ひっ迫を心配しています。それも、医療難民になるのが反ワクチン反マスクだと示唆しているんです。

 

新型コロナが5類相当になりマスク着用も終わると、たぶん1番困難に直面するのはワクチン未接種の人たちだと思う。でも彼らがこの移行を1番望んでるようにも見えるので、もう仕方ないんじゃないかな‥。

 

ニュース番組のレギュラーなのに、感染症をこじらせて入院している人のほとんど接種者だってなんで知らないのでしょうか。

 

さて、この方のような人々が心配している対象者は、この3年間、非接種または素顔で、世界一蔓延していた国で日常生活を暮らしてきました。

マスクは、ウィルスのおすそわけ装置です。富岳の無駄遣い*1研究でわかったのは、ウィルスを集塵して蓄積すること、そして口から吐いた場合は半分発散するということです。1時間電車通勤して出勤する方は、通勤路で1時間かけて他の人からウィルスをかき集めて、それを会社に持ち込み、口から吸いこむ。そして、口から出たものの半分を発散する。テーブルに置く。マスク本体をさわる。これらの行為を通じても当然ウィルスは飛散する。しかし、この「半分発散しない」というところだけをつまみ食いして

ほら、何もしないよりましでしょ。あのシミュレーション映像を見て何も感じないのか。論文も査読を通っているよ。大学さまと専門家さまとマスコミさまがおっしゃっているのだから、これを理解できないのはどうしようもない情弱だ。

と罵倒してきたというのがこれまででした。マスクの意味はないという研究は当たり前すぎるし補助金が出ないので、コロナ禍煽動勢力に反論するようなものは出ていません。

蓄積と発散を同時にこなすなかなかの高性能ぶりですが、この不織布マスクと呼ばれるプラスチックを信者たちは「感染予防効果がある」と主張しています。

 

世界一の蔓延において、ウィルスの媒介は抑えられてきたのでしょうか。当然、ウィルスが人ごみにおいて大量に存在していたと考えるのが自然です。ところが、コロナ禍煽動勢力は、人々がマスクをやめるとますますウィルスの媒介が増えると考えているようです。

 

冒頭のジャーナリストさんは最も困難に直面するとおっしゃっているので、日本は世界一を超えて宇宙一を目指してますますウィルス濃度が濃くなると考えているようです。そうでなかったら、何が起こるのでしょうか。

 

このようなコメントが出てくる可能性として、2つあります。

1:マスクをやめたら、反ワクチン反マスクが一番困ると言わなければならないほど、困る人を探すのに困っているのです。本当に困っている人がいるなら、その人たちを取り上げて、この人たちのことを守れと主張すればよかったのです。しかし、にわかに思いついたのは素顔の人だった。そんな素顔の人たちは外出し、体を鍛え、交流を再開しているのだから、弱毒の感染源がそばにあろうが、無症状あるいは軽症で済む可能性が高いのですが、その発想が抜けています。

2:強毒性ウィルスの人為散布計画を把握していて、まずはワクチン非接種者が餌食になると想定しているということです。これは陰謀論に近い発想と言えますが、もし本当に反日勢力が散布を計画しているなら、非接種者より人口の多い接種者をターゲットにすべきだと考えられますが、その発想が抜けています。

 

わたしの想像力が足りないだけだと祈りたいですが、申し訳ありませんが他に思いつきません。どちらもわざわざSNSで世界中に公表するほどの考えではないと思いますので、マスク、ワクチン強要に反対する人々へのお心遣いは不要と申し上げておきたいです。

 

*1:イグノーベル賞狙いならともかく、貴重な計算機資源と電気を浪費して世間に不安を与える効果しかない