小銭

 最近は、月3から5回くらいしか小銭を使わない。1週間に一度、あるかないかである。

  • コインパーキング
  • 現金払いしかできない病院
  • 賽銭

 小銭入れを持ち歩きたくないがたまに手にしてしまうと大変。なぜか数分でなくしてしまう。
 きょうは車のドリンクホルダーにちょっと置いたが、数十分経ったら1枚消えていた。なくしそうな所を思い出そうとするがわからない。「別の買い物をしたことを忘れたのだろうか。いや、そんなはずはない」と自問自答もしてみた。結局、ドリンクホルダー付近の物の間に挟まっていることがわかったのだが、

現金はなくす

電子マネーの方がいくらでも使いそうになってしまうという人もいるが、個人的にはなくすストレスの方がはるかに大きい。財布に入れればいいと言われそうだが、財布を日常使っていると、財布を落とす。財布は鞄の奥底に入れて、どうしても使うとき以外は取り出さないというのが最もいい。電子マネーなどのポイントを集めるのは好きではあるが、ポイント集めというよりは現金が嫌い。
 お金の使い過ぎに注意したいのであれば、どういうタイミングでどれだけお金を使っているかの全体像を把握することが大事である。現金だとちまちま家計簿を作る時間を作らなければならないが、クレジットカードなどであれば勝手に家計簿ソフトが作ってくれる。
 ドリンクホルダーに小銭置いたきっかけに時間を巻き戻すと、どうしても小銭を作らなければいけなくなって、じゃあ、ジュースでも買おうかとなった。それ自体がもったいないのであるがそれはさておき、コカ・コーラのCoke-onというアプリを起動して、自動販売機につないで、千円札を入れてコーラを選んだら、ポイントが当たった。
 このとき「お釣りを忘れずに受け取らなければ」という意識が働き、返金口から小銭を取り出してから、スマホを見て、どんなポイントが当たったのかなと確認し、あれ、他のキャンペーンもあったのではと思いながらあれこれ見たが「あれ、くじが引けるはずなのにおかしいな」などと思いながら歩いていた。スマートフォンは立ち止まってみましたよ。
 この後、何か忘れているような気がして、しばらく思い出せずにいたのだが、

あ、コーラを取り出すのを忘れた

と気づいた。走って自動販売機まで戻ってコーラが他の人に持っていかれていないことを確認してほっとしたのだが、アプリに夢中になった自分に反省しつつも、アプリを使うときはお金を入れてお釣りを取り出すというかつて当たり前だったルーチンは通常行っていないんですね。アプリの特典で買うか、スマホ決済か、おサイフケータイ自動販売機にかざすかくらい。