テレビゲームに依存している人たちは長時間画面と向き合っていることがまったく苦にならない。
テレワークで一日中会議が続いて疲れるという人が多くいるだろうけれど、やがてはスマートフォンや自動改札やオンライン決済やオンラインショッピングと同様に当たり前になる。
むしろ仕事の打ち合わせを対面で行うことが億劫になり、どんな格好をしてどんな顔をしてどんなことを話したらいいのか悩む人が出てくる。友達とは気軽にビデオチャットできるけど、仕事の電話は緊張するという人がいる。恋人を作ってデートをするゲームは得意だが、本物の人間とは目を合わせて話ができない。電話やゲームでもそうなのだから、仕事でもそうなる。
ビテオでつながっていると連帯感を感じるが、リアルに飲み会をするのが苦手という人も増える。「今日も飲み会に誘われた、わざわざ会社近くまで来いっていうことらしい。通勤費はテレワークのアイテム購入で使ってしまったが電車賃は誰の負担なんだろうか。」というのかNew Normalにおける若者の悩み。
懇親会費用を会社で出してもらってもちっともうれしくないし、オフィスに投資すると出社している旧人類同士で出し合えよと思う。
デジタル化待ったなしで、会社は恐慌で経営が苦しくても、変化への対応力がある若手は引き留めておきたいところだろう。引き留めたいなら、まずは会社が変わらなければならない。
