ますますしつこい

東京メトロはうるさいという話を書いたところ、新たな情報あり。
直通運転を中止している場合、自動放送と車掌との二重奏が聞かれるようになったとのこと。
列車運行情報に基づいて、直通運転中止を自動的にアナウンスできる機能が車両に搭載された。
東西線の中央線直通の場合、三鷹行は全体の半分程度。三鷹行が中止になった場合に回避策はないのだから、落合駅を発車してから中野駅に着くまでの間に「本日に限り中野行として運転しています」と一度お詫びすればいいだけのこと。
ほとんどの乗客は乗る際に行き先を確認して乗る。下車駅まで座っていきたい人ならなおさらなこと。

あ、しまった、中野行に乗ってしまった! 三鷹行に乗りたいのでいったん降りて次の電車を待とう

なんて人は皆無である。

三鷹行が来ると思って待っていたのに、乗った電車が中野行だった。ふざけるな

とJR中野駅でクレームをする人がいるのだろうか。いやいや、総武線や中央線快速に乗り換えるだけである。階段がつらい人は駅の放送を注意深く聞いているだろう。
電車に乗る前にだって、駅員がしつこくアナウンスしていたはずだから、そもそも車内で改めて放送してくれなくていい。
ところが、西船橋から2駅に1回ごとに二重奏を行うという。自動放送を流して、同じ内容を車掌が復唱し、お詫びする。2駅過ぎる。自動放送を流して、同じ内容を車掌が復唱し、お詫びする。以下、終点まで繰り返し。
そもそもメトロがしつこくアナウンスをするのは短い区間を乗車する人が多いという前提に立っているわけだが、終点を経由して直通区間に乗る人は長い区間を利用する人だということになる。
長い区間に乗っていれば何十回も直通運転の案内を聞かされる。うるさいなら気にしなければいいじゃん、と思うかもしれないが、それは放送の価値を否定している。聞かせたいから大音量で放送をするわけだ。数十分もの間、何十回も同じことを言われたら腹が立ってこないのだろうか。

ダイヤが乱れに伴いまして、お客様にはご不便とご迷惑をおかけします、誠に申し訳ありません

というあいさつそのものがご迷惑である

ワンマン運転化を否定したいからと思って無駄なアピールをするのはやめてほしい。丸ノ内線は本当に静かで助かる。早くワンマンにしてほしい。

冷房放送

半蔵門線の「ただいまの空調は冷房を使用しています」って、あれは本当に必要か。春先、秋口ならともかく、いまは真夏。キンキンに車内が冷えているのに暖房だと勘違いする人が世の中にいるのか。