東京電力管内 電力予備率5%を切る

2012年11月26日、東京電力のでんき予報が最高95%に達した。火力発電所のトラブルで供給力が急に下がったようだ。18時前には92%まで下がったが、電力供給危機だった。
ところが、テレビもインターネットのポータルサイトも電力危機についてほとんどふれていない。NHK6時の首都圏ニュースでも、字幕はなく、アナウンサーが原稿を読み上げただけ。95%予報だったら、大津波警報発令のようになるのかと勝手に想像していたが、ほとんど目立たない。
Yahoo!Japan 防災速報から、16:22現在の情報で97%とするメールが届いた*1。ところが、Yahoo!トップページには何も書いていない。
関西電力の値上げのニュースは報じられたが、東京電力からの節電要請は報じられない。
もう昨年の計画停電騒ぎを忘れてしまったのか。もう停電は起きないことになったのか。2か所目の発電所トラブルはないということになっているのか。

  • おおかみ少年になりたくない
  • 余計な刺激を与えたくない
  • 関心がない

たぶん、ニュースにならないと判断されたのだろう。18時を過ぎたらこれ以上需要は伸びないことはわかっているから。
脱原発を争点にしようとしている政党は、苦労するかもしれない。エネルギー問題への関心が薄れてしまっているから。

*1:実際は他の会社に応援要請をしたため、でんき予報による実績では16時台に94%を記録したのが最大だったようだ