入試に女性枠導入「男性への差別」 九大へ批判集まる

2011年5月18日の朝日新聞より。
数学を扱う上で、一般的には女性よりも男性の脳が有利と聞いたことがある。そのせいか、実社会でも男性比率が高い。ただし、九州大学において常に男女差があると決まっているわけではない。そこまでは情報公開されていない。
卒業生の実力に男女差が著しいわけでなければ、国立大学の中で1校くらい独自の選抜を行ってもよいのではないかと思う。女子が少ないという理由で女子が集まらないのであれば、流れを変えるきっかけにするのはよい。女子がいるなら志望したいと考える男子受験生がいても悪くはない。(よくもないが)
ただし、優秀にならない(入学時点で優秀かどうかは問題ではない。卒業時点で)けれど女子だからという理由で女子学生を囲うのであれば、国の資産で運営する団体としてはより優秀な学生を集めるように見直すべきで、女子を優遇すべきではない。それは女子に対する差別である。
男性への差別かどうかは、どうでもよい。独立行政法人となり、自分の力で生き残れというのが国の政策なのだから、あらゆる人間に平等である必要はない。今は他にも行かれる大学がいくらでもある。
単なる人気取りなのか、それとも社会的要請に応えるのが目的なのか。女子枠を決めた検討過程を明らかにすべきではないだろうか。