石原都知事再選

当選は予想通り。
報道は「水道水を飲むなどのアピールをした」としているが、わたしが印象に残っているのは、ある新聞が優勢を報じたものと「選挙活動より公務を優先した」ということだけだった。テレビは震災報道とバラエティばかりで、気がついたら終わっていた。当選後、「任期を全うしますか」の問いに「死ななければね」と答えたときの笑顔だけが記憶に残りそう。
実際はもっと報道されていたのかもしれないが、わたしがそう感じたのは、わたし個人がテレビよりもネットにアクセスする時間を増やしたからかもしれない。「震災報道とバラエティばかり」と書いたものの、テレビでそういうものが放映されていたことは知っているがあまりきちんと見ていない。わたしの携帯電話端末よりもテレビの方が信頼感があったのは緊急地震速報くらいなもので、そのためだけにNHKをつけていた程度である。
石原さんは新しいことはやらないみたいだし、やれないと思う。選挙民も新しいことを期待したわけではないようなのでそれでもよいのかもしれない。
新人候補は、自分が当籤したら猪瀬さんなみの副知事を探してこられるのかな、ということだけは気にしていた。石原さんになったので懸念は解消。