フジテレビで政治番組をやっていて、首長に何ができて何ができないのかよくご存じだと思う。
当選後のあいさつでは新エネルギーへの転換を訴えている姿が繰り返し放映されているが、自治体に何ができるのだろう。どうしてソーラーパネルで停電のない街が実現できるのか。ソーラーパネルで実現するのは、真夏炎天下のピーク時対策だけである。そもそも、ソーラーパネルの補助はすでに神奈川県では実現している。さらに補助を強化して無償にし、パネルを配るつもりのか?
キャスター時代には、番組に出演していた政治家に「具体的に何をするんですか?」とすごんでいたから、まさに今聞きたい。
停電防止に貢献するのは、送電網と発電手段を多様化すること。競争原理を持ち込み、コスト削減に必要な研究に対して投資を促進することである。自治体が発電機を配ってはいけない。商用化への道筋を作ってやれば、あとは民間が勝手に配ってくれる。
