マッサージチェア

銭湯に入った後はマッサージチェアが楽しみだ。
家にあったらじゃまだし、家の狭いところよりは広いところでのんびりもんでもらいたい。だから自分で買わずに銭湯でやる。
百円玉が未だに必要である。ドリンクは電子マネーや銭湯の鍵についているICタグなどで買えるようになってきているが、なぜかマッサージチェア業界は改革が遅れている。
あと、タオルも欠かせない。風呂あがりとはいえ人が頭をつけるのにあまり掃除されていないことがある。自分の頭も生乾きなので頭の下に敷く。
ほぼ例外なく、お金を入れる箱が変な場所についていて、お金を入れてから深く腰掛けるのに体勢を直さなければならないが、機械はいきなり体型測定を始める。最初の10秒くらい待ってくれてもいいのになと思う。
リモコンや操作ボタンも変な場所についている。リモコンを手で持っていると、手の平のマッサージのときに困る。リモコンはどこに置いたらいいのだろうか。15分しかないので1秒も無駄にしたくないので機械のプログラムに合わせてうまく動く必要がある。
しかしこの人間の都合を全く考えないマイウェイなところがよい。
フットマッサージは当たり前で、映像つきのものもあるが、もっと新しいアイデアを期待したい。