やる気のないサービス

都営浅草線泉岳寺から京成船橋に行くことになり、19時57分発のエアポート快特をホームで待っていた。この駅から乗ればかろうじて座れるが、北総線経由の電車に誤って乗ったら途中で乗り換えとなり、そこから座れない。不安になってきた。
ところが、電光掲示や時刻表に全く説明がない。浅草線の路線図を見たら

両方あります

だって。だからどっちなの。この駅には高砂から先に行く人はいないのだろうか。
10分以上ホームにいたが、駅員が「京成本線経由」と放送したのは3回だけ。しかも最後の1回は発車間際、ドアがしまる直前。聞き逃したらおしまい。
文字情報が全くないというのが信じられない。時刻表の数字の隣にマークを付けるのがそんなに面倒か。エアポート快特という空港にまっしぐらなネーミングなのに京成本線経由で寄り道するというのも感覚に合わない。*1
都営地下鉄が押上方面の直通運転を軽視しているのがよくわかる。京成はこの事実をどう思っているのだろうか。
都営地下鉄としては馬喰横山で都営新宿線に乗ってほしいのだろうから船橋津田沼に直通で行く客のことは気にしていないかもしれない。ところが、大門からなら、新橋で総武線快速に乗ってしまうのだろう。上野や日暮里から乗るのも悪くない。直通運転ルートは料金でも不利であり、競争する気がないのかもしれない。

*1:今日についてはスカイアクセス経由ではなくてよかったが。