アプリ

料理番組で「ここで、隠し味に『お酒』という醸造物を少々入れます」と言われたら、「ジョーゾーブツ」って何だよ、「お酒」ってワインなのか日本酒なのか料理酒なのか、何だろうか、と感じるだろう。
iPadをテレビが解説すると、

アプリというソフト
アプリと呼ばれるソフト

という台詞が必ず出てくる。インターネットからアプリをダウンロードできることを知らしめたいようなのである。コンピューターに詳しい人から聞いたらアプリはアプリで、「というソフト」は余計だと思う。テレビは詳しくない人に伝えなければならないから、そのような言い回しで詳しくない人がわかるなら理解できなくもないが、コンピューターに詳しくない人が

ソフト

と言われてわかるのだろうか。「様々な人が新しい機能を制作していて、利用者は使いたい機能を探して自分で組み入れることができます」と言えば誰にでもわかるのではないか。
ちなみに、アップルの公式ページではアプリではなく「アプリケーション」と表記している。アプリとアプリケーションはどう違うのか