首都高速迂回

首都高速では大火災のため、当面の期間、迂回走行の取り扱いが開始された。
http://www.shutoko.jp/info/h20/0805_1.html
しかし、ETCは自動処理してくれず、料金所で手動処理が必要だという。
現在は均一料金制であるが、距離制導入後に同じような事故が起こったらどうするつもりなのだろうか。

  • 料金収受員はETC本格導入で大幅に削減されるはず。収受員は確保できるのか。
  • 流入の際の料金計算に時間がかからないだろうか。

迂回対象料金所を通った場合、半日前までの入線記録と自動的に合算するようにしたらいい。いくら迂回路が渋滞していても半日もかからないとは思う。しかし、迷惑を受けているのだからそれくらいサービスしてほしい。
この計算ができるようにITシステムを改良すれば、距離性料金導入の際に、渋滞回避でいったん出て再入線した車に通算割引ができるようになる。通行止めがなくても全出入口で迂回計算対応にするのだ。
現在、距離制は値上げにつながるとして否定的にとらえられているため、距離に比例するのではなく、上限が抑えられ、基本料金部分が大きくなると思われる。すると、迂回再入線は基本料金二重取りになって割高になりインセンティブが下がる。渋滞発生時の一般道への分散が進まない。これでは距離制導入の目的のひとつが失われてしまうことになる。

 迂回時自動計算はぜひ実現してほしい。