交差点内は駐停車禁止

 わたしは、都会の駐車禁止規制は厳しすぎると思うが、それでも交差点付近に車を止めるのはやめてほしいと思っている。例外なく駐停車禁止であるはずだから、駐停車禁止の罰則は強化すべきだ。
 片側1車線ずつの道路で、交差点付近だけ右折専用車線などが確保されている道がある場合、交差点付近を駐車スペースだと本気で思っている人が一定割合でいるようである。交差点付近にはコンビニがあったりするので便利だし、そこは車線が増えているわけだから他の車が片側交互通行になることがなく、じゃまにはならないだろうと考えているらしい。止めている人にインタビューしたわけではないが、行動を見ているとそうに違いない。
 しかし、警察や教習所に言われなくても、大変危険であることは明らかである。交差点手前に止めると、その駐車車両をよけて右折専用車線から直進する車はあり、駐車車両の陰になって車から見えにくい横断歩道の歩行者ありで、通過車両の運転手は大変緊張させられる。右折待ちの車なんて、止まっている場所がなくなり、大変肩身が狭い。衝突されやしないかと冷や冷やである。
 どうしても止めたいなら、片側交互通行になっても仕方がないので、交差点から離れた場所を選んでほしいものだ。
 しばしば行く街では、片側3車線の大通りで道路工事が始まり、中央分離帯を壊し始めた。何をしているのかと思っていたら、交差点付近を3+3車線から2+1+2車線、それ以外を2+2車線に改造するようである。その通りの交差点付近の方向指示表示(道路上の白色ペイント)は左車線から

  1. 直進及び左折
  2. 直進
  3. 直進及び右折

となっているが、いつも左の車線は駐車車両がいる。なぜか交差点付近だけ止まっている。それが、

  • 1 直進及び左折
  • 2 直進

分離帯を挟んで

  • 3 右折

となる。車線3は、直進車*1が右折車に遮られなくなり安全になるが、車線1は埋まっているから車線2が詰まるおそれがある。駐停車禁止が形骸化するのも困るが、せっかくスペースがあるなら交差点付近を3.5車線*2か4車線*3にしてほしい。
 とにかく、

交差点付近に止めてくれるな

*1:先を急ぐ車は右車線を選ぶ傾向にあるが、交差点付近で前方に右折待ちの車があると車線2に割り込みを図り、車線2が混乱する

*2:車線1を広めにする

*3:車線1の左側に左折専用車線を新設