カーナビは分岐路が苦手

 幹線道路を走っているとき、カーナビはあとどれくらいで次に曲がる交差点なのか、どの車線で走るのが推奨かを示してくれる。しかし案内が頼りになるのは十字路が中心だ。
 例えば立体交差。カーナビには*.*km先を右折と出るが、立体交差の場合はいったん左に分岐して幹線を抜ける必要がある。このとき交差点ではないから「700m先、側道を左方向です」などと案内してくれないときがある。
 東京都内の日光街道を走る。例えば上り線だと、大きなY字路が2〜3箇所ある。例えば三ノ輪交差点は十字路のすぐ先のY字路。交差点を越えたと思ったらすぐに分岐だが、カーナビは何も言ってくれない。交差点が連続するときは十字路なら「その先〜方向です」と教えてくれるのだが。1km手前から車線別案内表示がほしいものである。道路上にも直前まで案内板がない。
 都内のいくつかの場所で、Y字路がT字路として登録されていると思われる箇所がある。直進として登録されていると思われる走り方をする場合は道自体が曲っていても道なりとされるし、その逆もある。カーナビには「直進方向」というアナウンスも登録されているが、あまり活用されていない。左前方向・直進方向・右前方向のアナウンスをもう少し確実にやってもらいたい。