日本シリーズは無党派ファンという立場で見ていましたが、おもしろかったですね。10月16日はYahoo!のブロードバンド中継につながらなくてやきもきしていましたが、関東地区では16日、17日にわたって
テレビ東京が
中継をやってくれました。このエリアの視聴者は、巨人のふがいなさに「よりどころ」を失っていた*1わけですから、視聴者から好意的な反応があったとする報道は納得がいきます。
別にガムの優勝セールに期待していたわけではありませんが、若干、31年ぶりの方に肩入れして見ていました。やはりふだんあまり興味がないカードでも特定のチームや選手をひいきするといいというのを実感できました*2。
持参品のなぞ
中継で優勝後の様子を見ていて最初に気づいたのは、家庭用ビデオカメラを持って胴上げに参加していた選手がいたことです。あのカメラは誰が用意したのでしょう。
- 本人? → 余裕があるなあ
- 周囲の人? → 優勝を意識する物を渡したらプレッシャーになるなあ
さてどちらでしょう。ビールかけのゴーグルも自分で用意しているのでしょうか。
監督インタビュー
野球外国人監督の優勝インタビューをテレビで初めて見ました。もちろんジーコ監督の試合後インタビューなら芸能人が物まねをしているものも含めて見慣れていますが、バレンタインさんは2位までいきながらなかなか1位にはなれなかったことから、新鮮に見えました。
何を言うのかと思ってテレビのチャンネルを変えずにいたら、ダイエーが、じゃなかったソフトバンクがすばらしいチームだということを何度も強調していました。普通はファンへの感謝を語るところでしょう。阪神への意気込みを聞かれても、ソフトバンクの話をしていました。福岡でのアウェイ戦だったということで意識したのかも知れませんし、2年連続で勝率首位でありながら日本選手権出場権を失ったチームと地元ファンへの気遣いがあったのかもしれませんが、闘った相手に敬意を表するのはすばらしいことだと思いました。
試合を戦いながらインタビューのコメントを考えていたのではないか
と勘ぐりたくなるくらいよかったです。
地味
これまで、本当に地味なチームでした。万年ビリとか、でも8月だけ首位とか、千葉県では柏レイソルや千葉ジェフよりも人気がないとか。ファンの前ではともかく、テレビの前では選手が控えめです。カメラ慣れしていないところがまた新鮮です。個々の選手の名前が売れるようになったとき、おとなしい選手がどう化けるのかが今後の注目です。