気の緩んだスーパー

 新しい店が開業するときには、巨額な設備投資をする。開業したての店内は単に新しいだけではなく掃除も行き届いていてどこも完璧である。ところが、開業してしばらく経つと、新しいもの見たさの客が減って常連客が中心になっていく。
 店としては、投資の回収時期であるはずなのに、必ずと言っていいほど気が抜けてくる。社長が視察に来ないと気が緩むのだろうか。
 気の緩んだスーパーはここを見ればわかる。

  • 値札や館内表示がはずれかかっている。
  • 店員があいさつしない。
  • 「故障中」と手書きで貼り紙してある機械が1箇月以上放置されている。
  • 売り場に商品搬入用のワゴンが置きっぱなしになっている。
  • 売れない商品がワゴンに山積みになったコーナーがある。
  • パック詰めの惣菜の内側に水滴がついている。
  • 店舗紹介のWebサイトが更新されない。
  • 資源ごみ回収コーナーが公園のゴミ箱のように見るに堪えない状態になっている。
わたしが通うスーパーがこんな感じだ