類は友を呼ぶ

 混んでいる電車に乗り込んだら近くの席が空いていたので、ラッキーと思って座った。ところが、隣の席の人がすごくヘビーな喫煙家だった。
 通勤電車だったのでもちろん禁煙だったが、吐く息が喫煙所の空気と同じなのである。改札口の前で相当ため込んだものと推定できる。どおりでだれも座らないはずだ。
 隣にいるだけで気持ち悪くなってきた。でも眠たいなあ、、、と思って我慢して寝た。
 しばらくして起きたら周りは似たような臭いの人ばかりだった。お互いのたばこまみれの呼気を吸い合って、口寂しさを我慢しているのである。

空気の間接キス。気持ち悪い。

帰ってすぐにシャワーを浴びた。