電話セールス

 うっとうしい。不動産やリフォームなど、「たとえそのときに契約する業者を探していたしても、お前に任せるような気にはならないよ」というような人から電話がかかってくる。私生活に突然割り込んでくる「押し売り」電話に応じる人は本当にいるのだろうか。いや、やまないことからすると、一定割合は成約するのでしょうな。迷惑メールやおれおれ詐欺にひっかかる人がいるのと同じ。
 翌日が試験やレポート提出日で1秒でも惜しいのに昼休みにおなかがすいてきてしまった日、あるいはお昼をはさんで会議が続く日など、昼御飯を買ってすまそうと思っても、コンビニなどのレジは混んでいておっくうになる。研究室まで、職場の自席までお弁当を持ってきてくれないだろうか。宅配の弁当屋は、団体でないと頼めない。出前はいつ来るかわからない。
 そんなとき、昼前に「昼食の出前しましょうか」という電話がかかってきたら「650円、デザートつきで適当に選んで持ってきて」とすぐに頼むのだが、やってくれないだろうか。毎回手数料を取られると割高なので、月会費制にする。
 「新入社員の時は、先輩社員にお使いを頼まれたものだが、自分が先輩の歳になったにもかかわらず最近は新入社員が入ってこないのでお使いを頼めない」という人もいるだろう。
 発信番号付きで「4回鳴らして切れる」*1などのルールでかけてくれる。着信側が「逆ワン切り*2」してくれれば「今は会議中で忙しいから、もう1回かけてね」のサインにする。携帯電話から申し込みなんて面倒だから、相手から電話してくれるのがありがたい。便利だと思うけれど、最近のオフィスは防犯対策が充実していて登録していない人は入れないことがあるから商売がやりにくいのだろうか。
 出前セールスは歓迎だが、それ以外はかけてこないでほしい。

*1:電話によって実際に鳴る回数が違うから時間で切るのだろうか。自動でワン切り電話をかける機械があるくらいだから、技術的に可能だろう

*2:通話状態にした直後に電話を切ること。わたしの造語