やや祝! 5類移行正式決定

2023年1月27日、後藤担当大臣が記者会見をしている。

  • 新型コロナ対策本部だけではなく、記者会見にも岸田首相が出て来るべきではないの?
  • 5月8日までなんで引っ張るの?
  • そもそも無類へ移行していいんじゃないの?

まあいいや。とりあえず特措法が終わるということだけでも大きい。
ぎりぎり合格点というところではないでしょうか。決めないよりはましである。

人命軽視派の医者たち*1は、マスクをやめたら心配とまだ言っているが、何が心配なのかさっぱり理解できない。
2023年1月末現在、順調に波は引いている。

尾身さん「これからも、気を付けるべきである」
医療業界の人だけ気を付けておいてよ。みんな、仕事や生活で忙しいんだよ。どうして公衆衛生をみんなでやらなきゃあかんの。

  • お米が必要って言ったら全国民が田んぼに入るの?
  • 牛乳が必要って言ったら全国民が牛舎に入るの?

社会的に必要だとして、それを全国民に命令するのはもちろん、要請することでさえ相当異常なことである。

やって、効果があるなら考えるけれど、

なかったよね
なかったよね
なかったよねーーーーーーーーー

そうだよね。間違いなく、なかったよね。世界一の蔓延国だもん。

気にしたら、病気にならないんですか。
岸田さんも、マスクしてワクチン打っても感染したよね。
バイデンさんも、マスクしてワクチン打っても感染したよね。
尾身さんも、感染したよね。
どっちにしてもかかるのであれば、気にしないで元気で明るく過ごした方が人生の質は高まるのではないですか。

個人的に気にする人を馬鹿にしているのではない。愛する人をいたわるのは悪いことはない。
効果もないのに他人の気の緩みを罵るのは余計なお世話だと言っている。

さあ、記録の時間です。

さて、宗教の魚拓をとっておこうかな。少なくても22世紀までは語り継ぐ必要があるだろうから。
ハレー彗星が来る」とパニックになって、自転車のチューブを買いあさった明治時代の人と並べて2020年代の日本人を笑ってほしい。
ただし貴重な史料(資料ではなく史料)がどんどん消えていきます。みなさん、お急ぎください。

まずはJAL
www.jal.co.jp


なんだか、定期航空協会のロゴが入っているな。じゃあ、サイトに行ってみるか。あれ、httpsになっていないからブラウザが怪しいサイトと認定しているけど、大丈夫かな。
「航空分野における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」という文書を取り寄せる。
http://teikokyo.gr.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/12/267f88002832aa3276edd8c50a17e97f.pdf
「マスク」を検索すると41か所もヒットするね。

(前略)マスク着用をはじめとする感染対策の要請、利用者の感染対策に取り組むこと。ただし、乳幼児及び病気や障害等でマスクの着用が困難な利用者に対しては、差別等が生じないよう配慮すること。
・旅客に会話をなるべく控えることを呼びかけるとともに、マスクの着用を要請すること(乳幼児を除く)。なお、病気や障害等により、マスクが着用できない場合は、搭乗前に航空会社に相談するように周知し、相談があった場合は、マスクに準じる対策の要請等、差別等が生じないように配慮し、適切に対処すること。
・旅客がマスクの着用を拒み、乗務員の業務の遂行を妨げ、その指示に従わない等の場合(乗務員が事情を伺っても意図的な無視・沈黙がなされ、適切な対応を取ることができない、など)には、航空会社の判断により搭乗拒否する可能性があることを、旅客に対して事前周知すること。

業界団体として航空会社に指示する形式になっているが、これの根拠は、以下の二つとされている。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(令和 2 年 5 月 4 日)
・政府の新型コロナウイルス感染症対策本部決定である「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(令和 2 年 5 月 4 日変更版)
しかし、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針は改定され、2023年1月現在は令和4年 11 月 25 日版が最新と思われるが、マスクは推奨となり、政府には

本人の意に反してマスクの着脱を無理強いすることにならないよう、丁寧に周知する。

とまで要請している。いっぽう協会ガイドラインは第六版が令和4年12月27日改定である。自分たちは政府から頼まれて従っているのに、丁寧に周知するのは政府の役割であって、私たちはどうでもいい。航空法を持ち出して嫌なら降機しろと。
 つまり、現在のJALの感染対策は政府方針に沿ったものではなく業界独自の判断に沿っている。政府の要請を超えた着用拒否の認定、業務遂行妨害を理由に過去の慣習を曲げるのであれば、科学的根拠を示す必要があるが、この業界は沈黙を守ったままである。

一方のANA
マスク等のご着用と手荷物のお預けについてのお願い | ANA Care Promise | ANA
こちらはこれまでのコロナのお願いからはひとひねりしている。
定期航空協会では全日本空輸の社長が会長をしているのに、そこが出している協会ガイドラインを回避している。

お客様同士のご不安解消のため

だそうである。「うちは、布切れを顔に当てておけばウィルスが寄ってこないというような謎の宗教には加担しませんが、潔癖症、クレーマーの人がいるからいたわりましょう」と言っている。
ところが、健康上の理由として、次の3つを挙げている。

  • 呼吸困難や呼吸による胸や背中の痛みを伴う場合
  • かぶれ、腫れ、痛みなど、外的な刺激を伴う場合
  • 圧迫感、不安感、パニックに陥るなど、精神的な苦痛、感覚異常や神経過敏を伴う場合

ここに潔癖症や対人コミュニケーション障害が考慮に含まれていないのはなぜだろうか。

これらの宗教的なおふれをしれっと消したらだめだよ。2023年の連休まではだめで、連休明けからはOKの理由をきちんと説明してほしいものである。繰り返すが、JALは政府方針にも沿っていないし、ANAに至っては潔癖症対策だったはずである。
素顔のままだったら降機させられるという不安をあおったのは政府でも医者でもなく、航空会社だからね。

*1:マスクワクチンを崇拝し自粛を愛し、子供や若者やお年寄りの未来なんてどうでもいいと思っている愚者ども