マスクの状況の記録

後世の人たちに笑ってもらうために2022年11月の状況を記録。マスク要請の貼り紙と絶え間ないアナウンスは町中どこに行ってもあまり変わらないが、係員などの対応はどうか。ちなみに、接客業でマスクをしていないのは一部の個人飲食店に限られる。割合としては街中の素顔の割合と変わらない状態。

航空便

空港では何も言われないが、搭乗すると客室乗務員が飛んでくる。

電車

何も言われない。車掌や客室係員も何も言わない。

バス

うるさいので最近乗らないが、小型の乗り合い輸送機関(他にロープウェイなど)のかごの中ではマスクお餅ですか攻撃をよく受ける。マスクは米のケーキではありません、繊維を接着剤で塗り固めたプラスチックですよ、と言いたくなる。バスの場合は運転手がマイクを持っているので、遠く離れていても注意される。ただし、前を向いて座る観光バスタイプであれば、陰に隠れてしまえば問題ない。ただ、飲食さえ禁止と言い出すのでバス協会は定期航空協会と並んで二大宗教協会である。
静岡で乗車拒否をした路線バス会社に国土交通省行政処分をしたのを受けて、ひどい強要は抑えぎみ。

タクシー

1対1になると、運転手も注意しにくいのではないか。空調の吹き出し口は前面側が多いので、スプレッダーを乗車させても運転手のリスクは低いのではないかと。また、酔っ払いなども乗せる乗り物でマスクだけが気になる運転手は接客業に向いていないのではないかと。

病院

呼吸器系疾患を見る病院以外でもマスクはしつこく要求される。

売店

大手スーパー、コンビニでは何も言われない。様々な人が本部のお問い合わせ窓口に質問をしていて「お願いでしかありません」と回答しているようだ。

飲食

大手飲食でもあまり言われなくなったが、まだまだ攻撃を受けることがあるらしい。その店がどうのこうのではなく、店員自体が宗教にかぶれてしまっているのだろう。ああ、私が感染したら明日のシフトに穴を開けてしまう、と。食事の時以外はマスクをお勧めしますって、そもそも食事をする所なのですが。隣のテーブルからの飛沫が怖い客がいるなら家で食べてほしい。

博物館、美術館

マスクをお願いします、と言われることが多いと思う。黙って見学するのになぜ。

温浴施設

黙浴だのなんだのと貼り紙の数が多いが、あまり声を出して注意する店員はいない。

ホテル

旅館業法の改悪が閣議決定されたところだが、症状がある人に対して他の客に向かって咳をしないでくださいねというときの運用に使うなど、業界は落ち着いて対応しているようだ。

将棋

佐藤天彦九段がマスクを一定期間外して反則負けになって以降、アベマのネット中継で解説をする2人も常時マスク着用となった。換気を阻害するマスクとアクリル板の併用により感染増強中。

公園

運動をするところでもあるから、外している人もいるけれど、相変わらず着用したままジョギングしたりテニスしたりしている命知らずも少なくない。

登校中のこども

学校では同調圧力が100気圧くらいあると思われるので難しいだろうが、通学路では1/3くらいかな。ただ、公共交通機関で外しているこどもは、飲食中を除き見当たらない。もはやウィルスがどうのこうのではなく、マスクをしないと恥ずかしいのではないかと思う。顔を見せる程度で恥ずかしがったら、どうやって恋愛や生殖をするのだろうかと。

ちなみに、いわゆるマスク警察なる人種はかなり減ったのではないかなと思われる。Twitterにはかなり生き残っているが、彼らが「反マスクはノイジーマイノリティーだ」と思っている(と思われる)のと同じように、わたしもマスク警察はノイジーマイノリティーなのではないかなと思っている。