「東京都の感染状況「最大の危機 1日の感染者3000人超の可能性」って、何言っているの?

2021年7月20日NHKオンラインほか。
自称専門家たちが騒いでいる「3,000人超」というのは、もし全員が発症してもインフルエンザのピーク時に比べれば1桁小さい。今回は陽性者数をカウントしてるから発症者の数はさらに少ない。医療崩壊は回避できている。10数分の1に抑えられているのであれば大勝利であるのだが、何を問題にしているのか。
まさかゼロコロナを未だに目指しているのだろうか。たった1億人を超える人口がある国で、大きく見積もっても1日に3,000人しかPCR陽性が検出されないのである。現在の人口規模になってからは、まれにみるウイルス抑制が実現してしまっている。
ワクチンは提供できているので、守りたい人は存分に守る条件も整っている。活動したい人は活動する自由も憲法が保障していたはずだった。
しかし専門家たちは両方ともだめだという。
職業的倫理観というのは、自分たちの専門だけことさら強調するために発揮するのではなく、社会正義と社会の要請に従って自分の知見を活かすべきである。