自転車通行帯表示

 自転車通行帯がある大きな道路に、通行帯があることを示す道路標識を立てる動きが進んでいるが、全く意味がないと思う。
 誰があれを見て、歩道と車道の間に大きな隙間をあけて駐車しようとするのか。
 そもそも路側帯がある道路では0.75mの隙間を空けるルールになっているのだが、パトカーを含め、車の進路確保を優先して歩道にぴったり寄せることが隠れマナーになっている。すると、自転車は駐車車両ごとに道路中央への転進を求められ、自動車等と接触する危険が高まる。
 自転車の接触防止を図りたいならば、看板ではなくポールを立てるべきだと思うが、公安委員会は看板がお好みのようである。