株は上がる

きょうは2020年3月25日。FRBが当面無制限の量的緩和を決定したことで、株が急騰するという動画をYouTubeで大量に確認することができた。
株が上がるというよりは、現金の価値が下がって金融資産に逃避するという表現の方が正しいようである。
株上昇には否定的な意見もあり、実体経済が想定以上に傷ついているので上昇はだましであるというものである。教科書通りに考えればうなづけるが、もう実態経済から信用経済が乖離してからどれくらいの時が経っただろうか。現金の価値が理論値よりも下がらない逆バブルが続いているだけで、そのうち大幅なインフレをもって貨幣価値が補正される、ということなのかもしれない。いくら株が実力以上に買われても、会社が倒産したら意味がないということはある。ただ、アメリカについてはそれまでが絶好調だったので、生き延びそうな会社を探すのは難しくないはずだ。
短期的には上がるか下がるかわからないので、レバレッジを効かせた取引にはひかれるが手を出さない。為替が1ドル101円台まで進んだときに、111円までV字回復するなんて想像できただろうか。
真実はわからない。正解もわからない。